前回予告したとおり、玉抜き、つまり睾丸摘出後の変化を書いて行きたいと思います。
ちなみに睾丸を摘出したのは去年の12月22日なので、大体11ヶ月位経っていることになります。その間に私の心と体にあった変化を書いて行きたいですね。
まず、容姿。これはかなり変化したらしいです（周りからの言葉ですが）。確かに撮った写真見ても、かなり変化はしてますね……。私は結構歳を取ってからトランス開始したのですが、それでも結構な変化です（三十代ですけどね）
これから睾丸摘出しようと思ってる方は容姿への変化は期待して良いと思います。個人差はあると思いますが、相応に変化すると思います（ただ、玉抜きだけが要因という訳ではないと思いますが）
ヒゲは生え続けます。憎たらしいですが、生えるのですよね……。ヒゲを無くす目的なら永久脱毛するのが一番手っ取り早いです。術後11ヶ月経っても未だに生えてくるので。ヒゲの量は……減った気はしますけどね。
体毛も生え続けますね。とはいえかなり薄くなったとは思います。体毛を剃る回数は減りました。体毛も、完全になくしたいなら永久脱毛した方が良いですね。
精液ですが、全く作られなくなります（当たり前ですが）。あまり描写したい話しではないので書きませんが、全く何も出ません。作られないのですから当然ですけどね。
あと、男性ホルモンって、95%が精巣で作られてて、5%が副腎で作られているのですが、95%作っている睾丸を取るので、当然5%の男性ホルモンしか作られません。実は女性も同じで、副腎から男性ホルモンが作られていたりします。しかし玉抜きしてしまうと95%の男性ホルモンが作られなくなるので、女性ホルモンを定期的に摂らないと、ホルモンバランスがおかしくなって更年期障害のようになるみたいです。というか、下手すると色々ぼろぼろになるみたいです……。ホル切れってレベルではないのかもしれません……。
そんな話しを踏まえてなのですが、声が高くなったりもしません。ホルモン関係ないですからね。
それと、疲れやすくなります。そして筋力が落ちます。その上筋力が付きにくくなります。女性的になるのですから、当然のことですね。男性ホルモンがほぼなくなってるので、筋トレの効果は薄くなります。
そして、精神的には落ち込みやすくなります。うつが強くなった感じがします。これは手術前にも言われたのですが、気分が落ち込んだりうつになったりする可能性がとても高くなると言われました。実際、精神状態は不安定になりがちですね。現在うつ状態ですし。精神的にはマイナスに働く可能性が高いと思います。
私が大きく感じるところは大体こんな感じですね。言うまでも無く玉抜きは不可逆な手術なので、一度取ったらどう足掻こうと元には戻せません。思った通りじゃない！ と言っても後の祭りなので、睾丸摘出手術を考えている方は、今一度後悔することがないか考えてから検討してください。
ちなみに玉を取ると、SRSの反転法が出来なくなるのでそこも要注意ですね。
役に立つ情報になったかは分かりませんが、お役に立てたら幸いです。知ってる知識が殆どだったって場合が多いかもしれませんけど。
では、今回はこの辺で。
