演奏出来る楽器はピアノだけなのですが、やってみたい楽器に、チェロというのがあるのですよ。
ショパン好きなら無視出来ないチェロ。何せ彼はチェロソナタ書いてますからね。初期の作品にチェロを用いたものも多いですし。
ショパンのチェロソナタ。聞くところによると伴奏のピアノもメインのチェロも、超絶技巧が必要らしいです。
最後に恐ろしいものを書きましたね……ショパン。
実際に聴いてみると、世の中にこんなに甘く美しく儚いメロディーがあったのか言いたくなる、後期ショパンの中でも異彩を放つ曲となっています。この時期のショパンは、もう自分に死の匂いをしていたでしょうし、そういうものを投げ込んだ作品なのかもしれません。この曲と、ショパン最後のマズルカは、メロディがずるい……。
ショパン愛は語り尽くせない程あるのですが、チェロソナタは私が最も美しいと思う旋律の一つですね。
そんなわけで、チェロを弾きたいのですよ。ちなみに録音された演奏家では「デュ・プレ」の演奏が最高です。伴奏のあの人は嫌いですが。